本ブログで最初に書いた考察記事に致命的な破綻を見つけちゃったので、追記も兼ねてリライト。
めっちゃ長くなってしまったので、分割して掲載します。
単語、文章や論旨に何か間違いがありましたら、遠慮なくご指摘ください。
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『鋼の錬金術師』。通称『ハガレン』。作者は
荒川弘。
2001年から2010年まで月刊少年ガンガンで連載され、全27巻。
ここ十年の中で最も人気を呼びかつ素晴らしい完成度を誇った少年漫画の一つ、といっても過言ではないでしょう。
原作漫画からアニメ、小説、ゲームとメディアミックス展開が仕掛けられ、中でも特にアニメ版の成功は特筆すべきものがあります。
本記事は、ハガレンの最初のアニメ版
『鋼の錬金術師』('03)及びその映画化作品
『劇場版鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』('05)、原作準拠での新アニメ版
『鋼の錬金術師 FULL METAL ALCHEMIST』('09)、そして再びの映画
『鋼の錬金術師 嘆きの丘<ミロス>の聖なる星』('11)、この三つのアニメハガレンについて、僕なりの考察を述べてみようというものです。
また、03年の旧アニメ版→09年の新アニメ版→11年のミロ星、というふうに制作の時系列順に考察していくのが正道なのですが、本記事では訳あって新アニメ版→旧アニメ版→ミロ星の順でいきます。
まずは、原作の概要と09年の新アニメ版(FA)について。
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テーマ:アニメ
ジャンル:アニメ・コミック
tag:鋼の錬金術師 FA