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2012年に観たアニメ邦画ふりかえり

2012.12.23 18:53|映画簡易感想
 年末ってことで2012年の映画ベスト記事でも作ろうと思ったのですが、今年は新作映画をロクに観ておらず、特に実写映画の数がさっぱりだったので、早々に諦め。
 せめて、実写よりは比較的目当ての作品を観れた日本のアニメ映画限定で振り返ってみることにしました。
 それにしたって、『ゴティックメード』も『アシュラ』も『伏』も『ねらわれた学園』も観れてないんでダメダメなんですけどね・・・。
 特に順位はつけてません。
   ***

・『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』/『巨神兵東京に現る』
 343233view001.jpg
 ヱヴァ新劇シリーズ第三作。何もかもが壊れ変わってしまった世界で、シンジは目覚める。全ては繰り返しなのか。抜け出す手立ては、果たして―――。

 初見では、色々と考え過ぎて全然素直に楽しめなかったなー。
 でもまあ、ラストのあの風景一発でぜんぶ納得できたというか、満足しちゃったというか。
 「これがエヴァだ」とはいうけれど、それでもやはりかつてのエヴァの先を描く新たな物語なんだと思う。
 完結編に加持さん出番あるのかなあ・・・。
 併映の『巨神兵』は普通にサイコーでした。


・『おおかみこどもの雨と雪』
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 人と狼の間にうまれた“おおかみこども”の少年と少女。彼らが育ち、自立していこうとする時、母は―――。

 思い出すだに、観てる最中の清涼感が心地よかった映画。
 一つ一つのシーンが本当に美しく楽しく、清冽な水が体に浸み渡っていくような感覚でした。
 公開当時、観客の反応が激しく賛否に分かれたのも印象深い(いや、ネットメディアの間でだけか?)。特に、母親の花の評価が「母親として理想化され過ぎ」「母親として最悪」とばっくり別れていたのが。この深い溝から、日本の家族社会論的な何かをサルベージできそうな・・・。
 パンフで花役の宮崎あおいが、「花は(悪い意味ではなく)自分がないキャラクター」だという見解を監督と共有していた、という主旨のことを言っていて、成る程と思いました。
 あと、ラジオ「そこ☆あに」の本作特集回のクオリティが、リスナーからの感想メール込みなら、タマフルのシネマハスラー超えてました。➝http://sokoani.com/archives/4979.html


・『ももへの手紙』
 20120302_momo3_v.jpg

 瀬戸内の港町に越してきた母と娘。亡き父の残した空白の手紙を気にかける少女は、三匹の妖怪に出遭う・・・。

 ここで挙げる映画に順位をつけるつもりはないけれど、それでも何か一つベストを選べ、と言われたらコレになるかな。感想記事書いてないけども・・・。
 Production I.Gらしからぬウェットでお行儀の良いお話なんだけど、観てボロボロ泣いちゃってw
 「段々畑の昇降機で猪とチェイス」「百鬼夜行を風雨避けに使う」など、真に想像の埒外のシーンが幾つもあった、実は先鋭な映画でもあり。


・『009 RE:CYBORG』
341009view001.jpg
 現代に甦る『サイボーグ009』。世界各地で勃発するテロル。神の声は、サイボーグ達に何を告げるのか―――?

 全体的には新たな009として上々の滑り出しで、神山健治作品としても一貫性を有している。
 そして、何か一つ間違えば過剰な啓蒙主義にも他者を排した思弁ループにも陥りかねない、神山監督は相当危険な道を歩いているのだなと気づかされた。本作ではそれがわりとギリギリにみえた。


・『劇場版BLOOD-C The Last Dark』
 BLOODC01.jpg

 復讐を誓った人ならぬ少女が、東京の闇を駆ける。そして魔都を支配する七原文人は、再び罠を張り・・・。

 あのTVシリーズは何だったんだってくらいに、素直に楽しめた。それでいて『BLOOD-C』の歪さ、悪趣味さも健在で。やっぱりあくまで「映画」としての企画だったんですよね。
 小夜のアイデンティティクライシスと情報統制されたディストピア的な東京のリンクには「おっ」と思ったけれど、それを全面展開するには尺が足りず話のメインテーマとも違っていたか。
 塩谷監督がコレの次に『PSYCHO-PASS(サイコパス)』を手掛けるに至ったのは納得。


・『映画 けいおん!』
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 桜高軽音部 in ロンドン! 仲間たちとの卒業旅行のなかで、果たして唯は卒業ソングが作ることができるか―――?

 カウントとしては去年の映画ですが、劇場で観たのは今年のうちだったので。
 これも、『おおかみこども』に通じる、映像と音の快楽にあふれた作品でした。
 そう、画作りもさることながら、特に「音」が良くって。床の軋みとか飛行機の機内音とかロンドンを渡る足音とか、何よりキャスト陣の本当に楽しそうな演技も含めて、些細な音も丁寧に拾い上げ映画に昇華しようという、音響が実に気持ち良かったです。
 深夜アニメの劇場版としては規格外な公開館数になってヒットしたけれど、肝心の物語ははむしろミニシアター系な印象すら受ける、何てこたない地味ぃなもので。
 とても落ち着いてみられる、愛すべき佳作でした。 


・『UN-GO episode:0 因果論』
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 “敗戦探偵”結城新十郎の語る、もう戻れない過去の物語。かつて世界の片隅で、彼は何を夢見て誰と出会ったのか―――?

 これも去年のものですが、今年4月の池袋新文芸座オールナイトにて再び劇場鑑賞。
 200人超の『UN-GO』ファンと一緒に本作を観られて、本当に幸せでした。新文芸座はマジで良質なシアターです。
 公開から時が経つほどに、2011年に『UN-GO』が作られた必然性をひしと感じる。

   ***

 他、年内に観た旧作アニメ映画で特に印象深かったものを。

・『機動戦士ガンダム』劇場版三部作
 『ヱヴァ破』は「哀・戦士編」だった・・・!?

・『人狼 JIN-ROH』
 沖浦監督第一作。映画本編は勿論のこと、故・伊藤計劃氏のレビューに感動。http://web.archive.org/web/20041210151930/http://www33.ocn.ne.jp/~projectitoh/cinematrix/roadshow_41.html 

・『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』
 アクション仮面の咆哮に涙したモブの顔が、未だに忘れられないんだ。

・『マルドゥック・スクランブル/圧縮』
 おそらくは今現在日本最強の近未来SFアクション。三作目を劇場に観に行かなかったのを猛烈に後悔。

   ***

 こうして並べてみると、Production I.G制作映画を多めに観ていて、どれも水準以上のクオリティだったなあと。『図書館戦争』も観たかった・・・。
 
 今年は私的には色々とキツい年で、たぶん来年もそんな感じなのですが、せめて面白い映画をたくさん観て実生活も頑張って何とか豊かな年にもしていきたいと思います。

 このブログも設立当初からはめっきり更新頻度が減ってしまいましたが、これからもどうにか細く長く続けていくつもりなので、来年もよろしくお願いいたします。
 年内には『UN-GO』各話感想をせめてあと一つ書きたいところですが、どうなるかな~・・・。
 
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テーマ:映画館で観た映画
ジャンル:映画

tag:ヱヴァ おおかみこども 009

Comment

No title

こうして映画タイトル並べるだけでも充実でしたね

ずっと最近のアニメは・・・とぶつぶつ言ってましたが、
映画も入れて考えると層の厚さは割と一貫してるのかなとようやく気づけました

もう実写の邦画はいいかなぁっていうw

ハリウッドでシュワちゃんの新作撮ったキム・ジウンが
次に『人狼』の実写リメイクを企画してると知ってwktkです、
この話が韓国だとどういう意味合いになるのかとか


ジャングルは名作ですよね~、あの多重構造はオトナ帝国に負けてないと思います.

>ヒノキオさん

コメントありがとうございます。

> ずっと最近のアニメは・・・とぶつぶつ言ってましたが、
> 映画も入れて考えると層の厚さは割と一貫してるのかなとようやく気づけました。

アニメ映画に限ってなら、今年は最高だったと思います。アシュラは見逃すんじゃなかった・・・。
そして来年はジブリで宮崎・高畑の二本立て・・・!

> ハリウッドでシュワちゃんの新作撮ったキム・ジウンが
> 次に『人狼』の実写リメイクを企画してると知ってwktkです、
マジすか! 韓国のかつての軍事政権時代の文脈を入れると、オリジナル以上に面白いかもですよ。

> ジャングルは名作ですよね~、あの多重構造はオトナ帝国に負けてないと思います.
これも原恵一監督作品なのに、オトナ帝国や戦国に比べて全然語られてないですよね。
ヒーロー映画として最高なんだけど~。
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江楠

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