スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

最近観た映画③

2013.11.04 16:14|映画簡易感想
 観た映画やDVDの感想のメモが溜まってしまったので、まとめて放出。いくつかはいずれ単体で記事に。
 映画カテゴリ自体ずいぶん書いてなかったので、何カ月も前に観たものがかなり多い。観た順番も忘れてしまってもうぐちゃぐちゃw
 
    ***

・『劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』

 レイトショーながらファン(八割女子)で大入り。笑いと歓声が絶えず、終盤ではしんと静まり返ったり泣き声がもれたり。ファンムービーとはいえ、いやだからこそ、「見世物」「娯楽」としての映画を存分に観られた。劇場が明るくなった時の周りの女の子達のため息や「終わっちゃった~・・・」というぼやきが忘れられなかった。
 そして、アニメ『銀魂』の集大成たるこの映画のハナシを原作者の空知先生が書き上げたということは、逆にいえば原作漫画は原作漫画でこれとは異なる終わり方をしてみせるということなんだろうなあ。銀魂のフォーマットとしての最終回はあれ以上のものはないから、こっちは物語として・・・?

 ちなみに同時期に公開されていた『パシフィック・リム』もまた「ジャンル愛」に満ちた映画で(特撮・ロボットもののジャンル、「銀魂」そのものというジャンル)、どちらも主役に声を当てているのが杉田智和というのが何だか面白い偶然だった。そして両方ともガヤガヤした劇場で観られたのはすごい幸せだったデス。


・『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』

 『あの花』の後にすぐ感想書くつもりだったけど、どうにもまとまらず。劇場で味わうイヌカレー空間と梶浦音楽は極上で、観に行く価値は絶対にアリ。話としては・・・自分的には「そりゃそうか」と「そりゃないだろ!」がごっちゃになってて思考が進まない感じ。困ったなあ。


・『風立ちぬ』

 すごく私小説的な映画。
 予想外にファンタジックなシーンが多かったんだけど、それは主人公の夢や妄想でしかないことが徹底されていて、それが何だか駿監督の過去のファンタジー作品も結局誰かの空想なのだと暗に示されているような気がして、無性に泣いてしまったんだよな・・・
 劇終盤くらいかの二郎の「煙草吸いたい・・・」って科白、言い方と声音がすごい良くて、今でも耳に残ってる。ていうかあの映画観て以来、本当煙草吸いたくなっちゃった(体質的に無理だけど)。
 また、観ながら連想していた作品は『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』だったり。あれも夢と現実、戦争、航空兵器にまつわる話だったので。舞台となった時代も重なってるし(1924年ドイツ)。まあ、「夢」の意味合いは異なる部分も大きいけれど・・・。


・『しゃべれども しゃべれども』

 とても良い日本映画でした。全体的な空気感がすごい好き、という何とも頭の悪い感想しか出てこない。


・『叫』 ・『降霊』

 『首長竜』の前に、DVDで黒沢映画二つをいっぺんに観た。『叫び』は自分の観た限りではいちばん好みかもしれない。やっぱ黒沢清監督と役所浩司のコンビは最高だぁ・・・(恍惚)


・『リアル 完全なる首長竜の日』

 で、初☆黒沢映画劇場鑑賞。
 いやあ、いつでも一時停止できるDVDでリラックスして観るのと未知のストーリーを座席に縛り付けられて観るのとじゃ全然違いましたねえ~。要するに、何ともJホラーたる物語前半、ずうっとビビらされまくりでした。
 よくよく考えてみれば、半分とはいえホラー映画を劇場鑑賞したこと自体が人生初だったかもしれない。そういうのはだいたいが家でだったもんなあ・・・。 
 内容としては、誰しも心の奥底には廃墟が広がりそこに怪物が潜んでいる・・・というビジュアルイメージが、あまりにもすんなりと受け入れられてしまって、それが何を意味するかということに後から気づいて心底ぞっとした。それが一番のホラー体験だったかも。


・『ベルセルク 黄金時代篇Ⅲ』

 CGアニメに重み・情感をもたせようとする蛮勇。茨の道だけれどもこの道往きにいち観客として付き合いたいと思わされるくらいの魅力はもう充分にありますね。
 これから今の原作に追い付くまでどれだけの時間がかかるのか、そして原作はいつ完結するのか、ていうかいつ連載再開するのか・・・。色んな意味で道のりは遠い。

・『アヴェンジャーズ』

 ヒーロー集合映画として、このバランスの取り方は理想形かと。ハルクの人の人間時の佇まいが好き。ぱっと見おとなしいけど、よく見るとアレなんかヤバくねこの人? っていう危険オーラの塩梅がイイ。


・『図書館戦争 革命のつばさ』
 
 アニメ映画の方。
 冒頭、良化隊に収集された本が燃やされるシーン。原作でも「取り上げられた本がどうなるのか」は明確に描かれていなかった。それをこのアニメ劇場版で映像として明示することで衝撃の度合いが一層増している。
 そうして「悪」の存在・行いを明示しつつも、ストーリーはより自省的なものになっていて(作家・当麻蔵人の人物像変更)、かつ絵の面白さも強調していて(終盤の郁のデタラメアクション)、エンタメとして非常にバランス取りの上手い作品だった。
 実写版もレンタル始まったし、観ておきたい。


・『機動戦士Zガンダム劇場版』新訳三部作

 あれ、ラストでカミーユ発狂しねえの? が第一印象でw
 これ観ると、AGEに限らずガンダムってそもそも世代をまたぐ物語なんだなと再確認。
 SEEDディスティニーのシン・アスカとステラの関係は、Zのカミーユとフォウが元ネタなのかな?


・『アルゴ』

 噂に違わず傑作でした。
 本作とか『TO BE OR NOT TO BE』とか、「ウソ(空想、物語)で現実そのものさえも出し抜いてみせる!」って話、大好きだ。


・『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

 『Q』観た後に観返しました。いやもう全然違ってみえちゃうね。日常と戦闘を忙しく往還し辛いことずくめだけれど何とかハッピーエンドに向かっていたこの日々そのものが、もう戻れない黄金時代・・・!
 当時ならFoooo!!!ってアガってたシーンの数々さえも切ないや。


・『SP the motion picture 革命篇』

 TV放映されてたのを久々に鑑賞。
 公開当時は、「劇場で」本作を観ることで国会テロの現場に同席しているような感覚を味わえてスリリングだったけれご、今度は劇中「TVで」その国会中継を見ている国民に同期した気分になる。偶然か知らないがこの仕組みは面白かった。


・『劇場版 仮面ライダーアギト ProjectG4』

 ライダー映画も、今現在は他のライダー含めヒーローヒロインと共演する形態が普通になっているけれど、00年代前半は一本のシリーズ作品、一本の映画として個立させようという志向が強かった。その原点にしても頂点の、まごうことなきヒーロー映画。


・『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『フラガール』

 『ラブライブ!』の感想を書く時に比較対象として観た三本。ていうかこの三本のことを書きたいがためにあの記事はあったな。
 

・『007 スカイフォール』

 これが自分の初007映画だったけど、いきなり大当たり。画面構成をはじめ何から何までスマートな出来栄え。皆言ってるけど、ボンドが列車に乗り込んでスーツのカフスを直す仕草に惚れた。
 ニコ生での谷垣監督によるアクション解説も面白かったな~。


・『ストライクウィッチーズ劇場版』

 これもまた、良くも悪くも・・・いやひたすら良い意味でのファンムービー。
 最後の超大型ネウロイのかたちがどう見てもアレだったのって、何、そういう話ですよって意味なのか!? 「随分溜め込んでるな」とか、ちょっとぉ!


・『探偵はBARにいる』

いやもう何をおいても主演の大泉洋ですよ。最初は彼のハードボイルドぶってる姿が可笑しくて面白いんだけど、だんだん本当に格好良く見えてくるんだよね。「水曜どうでしょう」ファンにはたまらないんじゃない? 松田龍平との相性もグッド。また、北方都市の寒さ・侘しさもなにげにしっかり描かれていて、情感が腹に溜まる。二作目も評判良さげですね。


・『スプライス』

 エグいわ~、キモいわ~、だがそれがいいわ~。
 あの生物の幼生期の過剰なグチョグチョぶりは、「う~ん、さすがにこうしたらキモ過ぎるかな~」と思案するナタリ監督に、どオタクかつ粘液系クリーチャー厨のギレルモ・デル・トロ(製作総指揮)が「いいよいいよ大丈夫イケるイケるやっちゃいなYO!」とハッパかけたに違いないw
 

・『ヴィヨンの妻』

 『パンドラの匣』と同じくらい、太宰の、近代文学の映画化としては破格の出来かと。


・『少年メリケンサック』

 予想以上に面白かった! とことんダメに描かれる中年バンド、宮崎あおいの百面相、勝地涼の似非草食系男子演技、筋立ても役者も一級の輝きでした。
 悪い意味でアジカンぽいバンドの描写(それでいて完成度高し)に、クドカンの悪意をいちばん感じたw 星野源もそこら辺分かったうえで全力でそういう感じに演じてたよなきっと。


・『ダーウィンの悪夢』

 アフリカ・ヴィクトリア湖周辺の社会・産業をめぐるドキュメンタリー。物語の視線はかなり冷徹。湖のナイルパーチ漁から始まる人間の利害・依存・搾取の関係をまさに「生態系」のように捉えている。動物・虫けら・草木のそれと変わらぬように。
 自壊し続けながらも成立し進行するシステムはどこへ向かうのか・・・。鑑賞後、非常に暗澹とした気持ちに。


 ほか、『萌の朱雀』『エンジェルウォーズ』『劇場版NARUTO ROAD TO NINJA』『マルドゥック・スクランブル/燃焼』『ダークナイト・ライジング』なども鑑賞。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:映画感想
ジャンル:映画

tag:風立ちぬ 銀魂 完全なる首長竜の日

Comment

銀魂は、最良の形でのファンムービーだった気がします
アニメでこういう方向を選んだからには、
原作は(最近読んでないんですが)世界とコミットした方にいくんじゃないかなと期待してるんですが.
たぶん最終日くらいのレイトで観てきたんですが、
それでも上映終わった途端グッズ売り場で女の子たちが熱気放ってて
すげーとw

『風立ちぬ』はシネフィル映画でしたね、すごく素直に心情を絵に重ねてて.

>Zのカミーユとフォウ

Z劇場版評判が怖くてまだ見れてないんですが、
ここは見てて「なんだ全部これじゃん」って思いました
なんならエヴァの神経質的精神描写も結局は.
でもZの混沌とした魅力は、スケジュール的限界という制約があって
奇跡的に生まれたものだろうから、劇場版を作れば色々と変更されるのはそりゃそうだろうなとも.

今の時代に冨野御大が何を待機させてるのか気になります.
『おおかみこども』は珍しく褒めてたけど、まさかああいうのは作らない(作れないw)でしょうし.

そして『ヴィヨンの妻』なつい~良かったですよね
太宰ユニヴァースを無理やり繋げてるんだけど、それが最終的に1つの時代を生み出して、
しかもそこに背を向けてグッドバイ.
撮影照明含めて、邦画であれだけのロマン溢れる作品は珍しい.
『ヴィヨン』『UN-GO』みたいな作家の総括がもっとあって欲しいですね.
あの作家ならどうやろう、などと色々と想像が膨らみます.
マンガでそれをやってくれたのが『魔王 伊坂幸太郎ジュブナイル・リミックス』だったなと.

>ヒノキオさん

コメントありがとうございます。

> アニメでこういう方向を選んだからには、
> 原作は(最近読んでないんですが)世界とコミットした方にいくんじゃないかなと期待してるんですが.
原作は、未だ話は大きく動いてはいないんですが、それでも合間合間で高杉一派や幕府の裏側がきな臭くなっていく描写が積み重ねられているので、逆に言えばいつでも最終章入る準備は万端って感じになってますね。

> たぶん最終日くらいのレイトで観てきたんですが、
> それでも上映終わった途端グッズ売り場で女の子たちが熱気放ってて
自分も、9月末くらいでも劇場のポスター周りでそれらしい子たちがいつも居て、感心?してましたw

> でもZの混沌とした魅力は、スケジュール的限界という制約があって
> 奇跡的に生まれたものだろうから、劇場版を作れば色々と変更されるのはそりゃそうだろうなとも.
新訳劇場版は、まあ安定した終わり方って感じですかね。本編観てないんで細かい話は何が何やらでしたが、初代ガンダムのキャラ達のそれぞれの切ないその後とカミーユの苛立ちの混在は、やはり今観ても十分面白かったですよ。

> 今の時代に冨野御大が何を待機させてるのか気になります.
もうすぐ新作でしたっけね。
どんなだろう、丸く・・・はなってないんじゃないかな・・・w

> そして『ヴィヨンの妻』なつい~良かったですよね
科白回しが太宰の文体そのままって感じで、実写でも作り込めばこういうのできるんだなあと驚きました。あのごみごみした時代の空気感もばっちりでしたね。

>作家の総括
> マンガでそれをやってくれたのが『魔王 伊坂幸太郎ジュブナイル・リミックス』だったなと.
あ、漫画の『魔王』ってそんなになってるんですか!
これは俄然興味出てきました。
非公開コメント

| 2017.03 |
-
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
プロフィール

江楠

Author:江楠
 
東海在住。 

コメント・TB・リンク歓迎です。

・好きな映画・アニメ
ホット・ファズ、晩春、妖怪百物語、ゾイド、ハガレン、ガッチャマンクラウズ など

・好きな漫画・小説
夢幻紳士シリーズ、修羅の刻、京極堂シリーズ、THE END OF ARCADIA など

ブログパーツ

Twitter

カテゴリ

最新記事

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

FC2カウンタ

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム

QRコード

QR

ページtopへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。