最近観た映画⑥

2014.06.01 21:25|映画簡易感想
また、最近観た映画を。
いくつかはそのうち単体記事に。
 
 
・『たまこラブストーリー』

 詳しくは夏コミ頒布のアニバタvol.9への寄稿に書いたのですが・・・。
 とにかく、こんなシンプルかつ奥深い恋愛映画をアニメーションで観られたのは、アニオタ化してから初かもしれない、とだけ。

・『伏 鉄砲娘の捕物貼』

 極彩色のお江戸を舞台に、犬の化け物と少女が出会う。

 「江戸」で「妖怪」で「虚構と現実」とか自分の大好物過ぎるんだけど、それ以上に「女子映画」としての魅力が一番に出ていた感じ。主人公の女の子と優男の関係性の描き方は、何jか少女漫画的ですらあったなあ。そして、これもまた素敵な恋愛映画でもあったか。
 この作品の感想としては、「そこ☆あに」の監督インタビュー回と女性パーソナリティ限定のトーク回がその本質を一番的確に捉えられていると思う。


・『キャプテンアメリカ ウィンターソルジャー』

 ヒーロー的活躍良し、役者良し!アクション良し、謀略展開良し、敵との友情良し、燃えるクライマックス良し・・・アレ? ヒーロー映画の究極体爆誕してない? 呆然。感激。
 世界最強の武器とは、一瞬で数百万人を虐殺できる戦闘機などではなく、ただ1枚の“盾"なのだ!
 あとあの黒人バードマン主役でスピンオフ作ってくださいお願いします!


・『ワールズエンド』

 名古屋のセンチュリーシネマにて、劇中に登場するビールと同じものをかっくらいながらの観賞。これを最高と言わずして何と言えと。
 作品的には、正直『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ホット・ファズ』以上の興奮や感動は(自分は)なかったのだけれど、これがエドガー監督・サイモン・ニックのトリオのいちおうの最終作ということをふまえて、サイモンとニックが最後までもみくちゃになって喧嘩しているのを見ると、やはり込み上げてくる特別な何かがありましたね。
 「ダメ人間上等! バカ最高! だが世界は滅ぶ!!」っていう監督の温かくも厳しいボンクラ賛歌は今作で極限までいってしまったと思います。そして彼なら、今作を皮切りに「オタクの老後」テーマに正面から挑んでいけるでしょう。


・『ロボジー』

 完成披露前に壊れてしまった人型ロボット。その「中の人」をつとめるのは、爺!?

 「インチキ! 逆襲のロボじーちゃん」って感じw ロボとーちゃんの前に何も意識せずにこれを観ていたのは運命的なものを感じるぞ。
 自分は前作の『ハッピーフライト』がどうもノれなくて、以降の矢口史靖監督作をスルーしていたのですが、『WOOD JOB!』にうついてのあまりに熱烈な感想を見かけて「これは?」と思い、まずは本作を観賞してみたわけですが。
 素人目にも、明らかに過去作よりもっと面白く、もっと進化している! うまく書けないけど、ユーモアと毒のバランスが非常に上手くなってて、観ててすごく自然に「意地悪く笑う」ことができたっていうか。させられたっていうか。
 登場人物の一人ひとりはろくでなしばかりでやってることも不謹慎・悪趣味きわまりないのに、作品全体として素朴で爽やかな印象はどういうことだ!と。


・『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』

 ふと目覚めると、ひろしはロボになっていた。

 まず、スーパー藤原啓治タイムで藤原啓治オンステージでしたね。改めてお父さん役やらせたら日本一の役者だと思いましたよ。『オトナ帝国』で底の底まで掘り下げられたと思っていた「野原ひろし」っていうキャラに、まだこんな描く余地があったなんて。でも考えてみれば、今まで「父」としては十分描かれてきても「夫」としては限界まで描かれてなかったもんなあ。
 とにかく本作、ロボになってしまったひろしへのみさえの対応(彼女の繊細な心情描写も要注目)、そしてまたそれに対するひろし(ロボとーちゃん)のあれやこれやが本当に見どころです。そしれ、それらをふまえて改めて描かれる「父親」としての野原ひろし。うーん、素晴らしい。
 あと、「五木ひろし」×「湯浅空間」は反則だろ!!(腹筋メタメタになりながら)


・『WOOD JOB! 神去なあなあ日常』

 林業よいとこ、一度はおいで。

 矢口監督最新作にしておそらくは最高傑作。
 本当、評判に違わぬ傑作コメディでした。『ロボジー』以上にドラマとギャグが見事に融合しきっていて、すごく良い塩梅にずっと笑ってられた。そして染谷のニヤケ面や伊藤英明のナチュラルボーン山男ぶりが脳裏に焼き付いて消えない。
 また、木に登る・切り倒すのってそれだけでも画になるんだなあと実感。木や葉の連なり、画面いっぱいに飛び散る木屑が否が応でも空間を感じさせて、自然に見入ってしまうんだよね。
 また、個人的事情として、自分自身地元の里山保存会に参加してた時期があったので、林業の風景は映画として新鮮な一方で懐かしさもあって。あそこでトンカチからチェーンソーまで使い方覚えたんだよなー。帰省した時にはまた行ってみようかな。
 
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tag:キャプテンアメリカ ロボとーちゃん WOODJOB!

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No title

明けましておめでとうございます。


『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は2013年の元日にレンタルのDVDで観た「アベンジャーズ」がきっかけでDVDをレンタルしましたが、戦争物で勧善懲悪ものをやっているような気がしたので楽しめませんでした。


続編である「ウィンターソルジャー」がどうなるのか不安でいっぱいでしたが、スティーブがペギーやバーンズに言われてきた言葉をみんなに言う場面は(アペンジャーズを越えたんじゃないか?)と思うほど鳥肌が立ちました。

洋画は吹き替えで観る方なのですが、感想を書いて大丈夫でしょうか?

Re: No title

返信遅れて申し訳ありません!

> 戦争物で勧善懲悪ものをやっているような気がしたので楽しめませんでした。
そこに関しては、ウィンソルでのその後の描写で補完された感じですね。

> 続編である「ウィンターソルジャー」がどうなるのか不安でいっぱいでしたが、スティーブがペギーやバーンズに言われてきた言葉をみんなに言う場面は(アペンジャーズを越えたんじゃないか?)と思うほど鳥肌が立ちました。
自分も、マーベルではウィンソルがアベンジャー以上に好きです!

> 洋画は吹き替えで観る方なのですが、感想を書いて大丈夫でしょうか?
そこは全然大丈夫だと思います。
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