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最近観た映画⑩

2015.05.26 00:44|映画簡易感想
 劇場鑑賞の『寄生獣 完結編』、『ワイルドスピード7』、『パトレイバー 首都決戦』、『チャッピー』、他DVD鑑賞の作品について。

   ***
 
劇場鑑賞

・『寄生獣 完結編』

 昨年公開された『寄生獣』実写映画版の続編にして完結編。
 良かった。コミックの実写化として、一つの映画シリーズとして、作品として、とても良かったと思う。
 て前作から健在の照明の美しさとストーリー組み換えの思いきりの良さに拍手。「コミックの実写化」で「PG-12」で、よくぞここまで。後藤の最後の姿をアレにして田村とのアレの対にしてたのは「おおお!」と唸ったし、後藤を殺す「毒」も今ならではって感じでしたね。


・『ワイルドスピード7 スカイミッション』 

 タイトル通り、車が飛ぶ。ヘリから飛ぶ、崖から飛ぶ、高層ビルから飛ぶ。そして人は撃ち合い殴り合い暴れまくる。そして全ての狂騒が終わった後の、家族への帰還と、別れ。ワイスピシリーズ初の自分だけど、存分の燃え・笑い・泣きを味わいました。
 それにしても、「武装ヘリと戦闘力互角のおっさん」っていうのは何かが猛烈に狂ってるよな・・・。


・『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』

 かつての特車二課から時が経ち、無用の長物と化した“3代目”二課に降りかかる、史上最大の事件。

 劇パト2の実写リメイクといった印象。二代目・後継の辛さ描写が目を引く。シゲさんCVの千葉繁が同役で出演してたり、南雲さんはシルエットや後ろ姿だけ別の女優さんで見せて声はやはり榊原良子だったりと、アニメと実写、虚構と現実の皮膜が破けてる感じが面白かった。


・『チャッピー』
 
 ヨハネスブルクの治安解決のため開発されたロボット警官隊。そのうちの1体に「意識」が宿り・・・。

 ギャングスタSFとでも言えばいいのか、自由で中二魂あふれるストーリーとだいたい無法者な登場人物達の相性がすごく良かった。SE役のジャックマンとか、存在からしてギャグでしたね。そして噂の「テンション」が不意打ちで来て息ができなくなったぞ。
 しかしちょっと時間をおいて考えてみると、SFのフィルターを通して犯罪都市では何故子どもが犯罪者にならざるをえないか・何故親が子どもを犯罪者に育てざるをえないかを克明に見せられていたようで、ちょっと気持ちが沈んだり。チャッピーの「パパ」と「ママ」として接していたギャング夫婦も、最初は犯罪から足を洗おうって言ってたんだよなあ・・・。彼らもまたかつて「ああいう風」に「教育」されたんだろうか、なんて考え出すともう・・・グワーッ!
 そんな描写の数々は、ブロムガンプ監督が実際にヨハネスブルクで見てきた光景の集積だったんだろうか。そして、そこから抜け出すためにはそれこそ「生まれ変わる」しかないかもしれんと思ってしまうので、自分にはあのラストを否定しきれない。
 

BD・DVD鑑賞

・『LUPIN THE THIRD 次元大介の墓標』

 ルパン3世の新生TVシリーズ『峰不二子という女』からさらにアダルトでダウナーな方向に振れた、渋い中編。
 本作のキャラデザ・美術の静画としての魅力が、クライマックスで吹きすさぶ「風」のエフェクト表現と絶妙な相乗効果を起こしていて、絶対に一見の価値あり!
 しかし、五右衛門が全く登場しなかったことが不満というか謎。キャストの都合か何か? まあ話的にも、彼がいたら銃対決が成り立たないってのも分かるんだけど・・・(銃弾斬っちゃうからね)


・『カルト』

 心霊映像の検証のためにとある家を訪れた取材クルー、そこに待ち受けていたのは・・・。
 作品ジャンルがモキュメンタリーホラー→霊能バトル→ヒーローものへとめまぐるしく変わっていく様に圧倒&爆笑。雲水先生・・・霊能力は雑魚レベルなのに強敵に体を張って立ち向かったアンタは輝いてたよ・・・。
 ここから白石監督作品にハマって、ひと月弱で『コワすぎ!』シリーズを制覇。


・『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズ

 モキュメンタリー形式のホラー作品シリーズで、毎回投稿される怪奇現象の映像をディレクター・工藤の一行が検証していく・・・というもの。
 低予算ながら作劇や撮影技術の工夫できっちり恐くしてくるホラー要素だけで十分楽しめるのに、工藤Dの暴力キャラが別の意味で恐いので面白さがとんでもないことになってる。File:01~04では03の河童回が個人的ベスト。「陰陽道の五芒星結界に河童を誘い込んでステゴロで捕獲」って、信じられる・・・?
 そして「劇場版 序章」から、元々わりとユルかった作中世界のリアリティラインが本格的に壊れ始め、「史上最強の劇場版」では巨人が出るわタイムスリップするわ工藤Dがエヴァ化するわともう滅茶苦茶(褒めてる)。「最終章」では極めつけに世界が×××してしまいます。
 このようにハチャメチャな作風ながら、工藤Dの抱える因果や各話の登場人物の背後に現実にありふれた狂気が垣間見えたりと、作品の本質はかなりセンシティヴだと思う。


・『ノロイ』

 白石監督ホラー作品の中でもギャグ控えめで救いのない一作。
 他作での工藤DやNEO様のような、怪奇を解決してくれる存在がいない故に、ある村の習俗を起点とする「呪い」がブレーキなしに人から人への伝染・拡散していく。そして辿り着く惨劇。
 ものすごいやるせなさが残る、苦汁を飲み下したような感覚。なのに面白いっていうね。
 松本まりかがわりと重要な役柄で出てたのは個人的に不幸中の幸い(?)。本作といい『小夜子』といい、ホラーものに結構縁あるのね・・・。

   ***

 蛇足

 振り返ってみると、 『ワイルドスピード7』、『チャッピー』、『コワすぎ』シリーズと、何かここんとこ「呪い」「死」「負の連鎖」みたいな「人間ひとりではどうにもならないこと」についての作品ばっかり観てる気がするなあ・・・。別に病んでるわけじゃないんだけど。
 現実の厳しさ・不条理さを描く話ってのは、成る程、「リアル」だし完成度は高くなるのでしょう。でも、そこを何か突飛な要素や破天荒なキャラで乗り越えてみせてこそ、自分が求める「フィクション」だと思うかな。上記の作品は現実を描いた上でその「それでも」を魅せてくれたので、大好きです。
 では最後に『コワすぎ』シリーズより工藤Dの屈指の名科白を。
 
 「運命に逆らえ、ってな!」
 
 
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プロフィール

江楠

Author:江楠
 
東海在住。 

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