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2016年映画 私的10選

2016.12.31 02:21|映画
 あっという間に年の瀬です。
 2016年、世相的にも私生活的にも色々ありました。
 環境的に映画館が遠のいてしまって去年より鑑賞がだいぶ不便になってしまったのですが、それでも今年も本数的には同じくらいは観てたのかな。


 上記のようにTwitterの方では今年観た映画をベスト10形式でつぶやいたのですが、こっちではその10本を観た順に並べて短評を加える形式で行こうと思います。なのでベスト10っていうか10選ですね。
 そして折角の自分のブログなので、その映画を観た時の自分の様子も振り返りながら。
 
 ***

 #1 オデッセイ

 2月に鑑賞。
 途方もない絵空事を実現するために、あらゆる人々が各々の機知とユーモアを総動員して事に当たる。
 それこそが一番の絵空事もなのかもしれないけれど、願わくばそうありたいよね、というこのあっけらかんとした祈り。それが今年はずっと心に残っていました。
 ベスト10を決めるのはすごい悩んだけど、ベスト1は本作で絶対揺るがないです。


 #2 残穢

 そしてオデッセイと同日にコレも観ていた、というw
 怪異を辿るうちに、その要素が読者投稿・集合住宅・人口流動といった現代日本を象徴するものから、座敷牢・婚姻儀礼・炭鉱開発などの近代日本のものへ変化していくという、日本近現代史の陰を遡るような構成に感服。
 本作を観てからしばらくして引っ越しをすることが決まり、因果ってあるもんだね、と。


 #3 ズートピア

 4月、新居に移ってから最初に観た映画、だったはず。
 メルヘンチックな動物都市を舞台に男女バディノワールサスペンス。まあ、文句のつけようもない傑作ですよ。
 良くも悪くもいわゆる「ポリコレ」的映画の代表格として引き合いに出されやすい本作だけど、そのテーマの限界も最後の最後でユーモアたっぷりに描いていることまで含めて、本当に見事な傑作です。


 #4 名探偵コナン 純黒の悪夢

 5月に鑑賞。
 小学生、中学生の頃はコナン映画は毎年観に行ってたけど、高校生以降はそういうルーティンもなくなり、たまにDVDが出てから観るくらい・・・だったのが、周りの異様なくらいの熱烈な感想を目にして、これは今年のコナンはどうも違うようだぞ、と。
 そして実際鑑賞してみて、やられてしまったわけです。
 コナン映画のジュブナイル・アクションサスペンスとしてのポテンシャルを限界まで引き出し、キリングマシーンの業と切なさえを描くレオンやアジョシみたいな側面まで示してみせた。シリーズ作としてのマイルストーン的作品でもあります。これから何年か先でさらに評価が高まるかも。


 #5 シン・ゴジラ

 7月に鑑賞。
 2016年に観た映画の中で最も印象深かったシーンを選ぶならば、本作のミッドポイントである初放射熱線のところ。あのシーン観たさに、3回繰り返し観に行ってしまった。特に、8月に夏コミ参加のために上京した際の「東京で観た『シン・ゴジラ』」は、劇場から出て壊滅したはずの風景の中に繰り出していった感覚がどうにも格別でした。
 今年前半に観た『コンレボ』に紐付けて、「ならば戦おう、現実と/幻想を勝ち取れ」という話なんだと勝手に理解して勝手に感じ入っていました。

 
 #6 聲の形

 9月に鑑賞。
 私達は他者を世界を誤認し続ける。自分の想いが寸分違わず伝えられることは有り得ない。それ故の希望とは。
 自分の価値観のど真ん中に刃物を突き立てられたような、色々とドンピシャな映画でした。
 その衝撃のあまり、まさに山田監督の前作『たまラブ』以来で「アニバタ」に論考を寄稿しました。ちょうどこの冬コミで頒布開始なので、もしよければ(宣伝)→ http://www.hyoron.org/anibata16

 
 #7 この世界の片隅に
 
 11月に鑑賞。
 徹底した考証・リサーチによる圧倒的なリアリティの1940年代広島の時空、そして主人公の主観によるファンタジックな光景。そのマクロとミクロのせめぎ合いがほのぼのながらも常にスリリング。
 本作を静岡市の静岡東宝会館まで足をのばして鑑賞したのですが、そこがまあ良い雰囲気のところで。建物自体もすごいお洒落だし、向かいにはこれまたイイ感じの本屋があるんですよね。すごく良い映画体験の一日だったことをよく覚えている。

 
 #8 RWBY VOLUME.3

 12月に鑑賞。ここから三作は全部12月中ですね。
 本作は名古屋まで観に行った。
 VOLUME.2までに上げまくったうえでの、今回での全力ガン落とし。そして世界観の縦軸・横軸の急激な拡がり。そのドラマツルギーの凄まじい振れ幅は、2016年映画の中でも群を抜いていた。いや、厳密には「映画」ではなく「WEBアニメの期間限定劇場上映」の括りになるんだろうけど、それでも「映画」と呼ぶに全く差し支え無いポテンシャルです。


 #9 ローグ・ワン

 何とかして早く観に行きたくして、その日は仕事を死ぬ気で片づけて開場5分前にどうにか劇場に滑り込むというタッチダウンを敢行。
 おそらく世界一有名な物語へ繋ぐための名も無き物語。Fate/staynightへのFate/zeroのような、エピソード4ありきの作品なんだろうけど、だからこその唯一無二の在り方になっている。断然好きです。
 映像的には、決死のゲリラ戦が晴天のビーチで繰り広げられるというフレッシュな絵面が至高でした。


 #10 ドント・ブリーズ

 そしてこの映画ですよ。観たのは一昨日。
 戦争に使い潰された老人、窃盗に手を染めねば人生をステップアップできないほど閉塞された若者。その両者が廃れゆくばかりのデトロイトの片隅で相まみえる。そういう国土ならではの要素がしっかり込められてるんだけど、それ以前に純粋に死ぬほどコワイ!! 完全に「殺しに来てる」仕様。途中で劇場から逃げ出すことを本気で考えたのは人生初だった・・・。
 最終的に老人も若者もしぶとさがカンストしちゃってさすがにテーマが霧散してないかとか言いたいこともあるんですが、とにかく年末最後の鑑賞作品として衝撃的過ぎて、10選に入れざるをえませんでした。

 
 以上!

 来年の抱負としては、今年は全然だったミニシアター系をもっと観に行きたいな、と・・・。
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