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gdgd妖精s

2012.01.04 17:22|作品単体感想
・合言葉は「ぐだぽよ~
『gdgd妖精s』

 企画・映像監督・キャラデザ:菅原そうた 脚本・演出:石舘光太郎
 音楽:井上純一 製作:二代目gdgd妖精s 

gdgd.png
 『gdgd妖精s』公式サイト

 タイトルは「ぐだぐだフェアリーズ」とよみます。
 知っている人は知っている、知らない人は覚えてね。

 2011年秋期アニメのダークホース・・・というか、強豪馬ばかりのレースにポニーが紛れ込んでて、レースが始まったらそいつが直立してムーンウォークで走り出して、コース無視して観客席に突っ込んで人を大量に轢き散らしていった・・・みたいな。
 ヘタすると『輪るピングドラム』よりも説明するのが難しいかもしんない。
 異形の傑作揃いだった2011年アニメの中でも、とびきりヘンテコでミニマムで、方向性が斜め上に突き抜けていた珍作です。

 ―――でも、すっげえ面白かったんですよ。 
   ***


 えー、本日大学に自転車で一時間かけて登校したら、冬休み期限を一日早く勘違いしてて、全日休講でした(ちくしょおおおおお)
 予定がポッカリ空いてしまったので、溜め込んだ下書き保存記事を消化していこうと思います。
 その第一弾でコレ、『gdgd妖精s』です。
 先に述べたとおり、本当にヘンテコながら面白いアニメでして。ええ。

 しかし放送枠が少なく一般認知度はきわめて低く、DVDの売り上げ次第で二期、っていうか製作費回収が地味に左右されるので、ハマった義理でちょいと販促記事でも書こうかと。
 前回の年間アニメ記事で「覇権/爆死思考大嫌い」的なことを書きましたが、でもまず先立つものがなくっちゃてのも事実ですからねー。


  ***


 『gdgd妖精s』―――
 TOKYO-MXとニコニコ動画を中心に放送された、一話13分ほどの短編3DCGアニメーション。

 登場するのは三人の妖精。

 天真爛漫で気遣いのできる良い子なピンク髪の妖精、ピクピク/呼び名はピクちゃん(CV:水森すずこ)。
 ギャルっぽい容姿と口調で暴走しがちな金髪の妖精、シルシル/シルちゃん(水原薫
 無口でおとなしいけどたまに突飛な言動のキノコ頭の妖精、コロコロ/コロちゃん(明坂聡美)。

 彼女達は、天空に浮かぶ小さな楽園「妖精の森」で、今日も今日とて楽しく戯れます。
 お庭のテーブルで他愛のない雑談をしたり(ex.「明後日地球が滅びるならどうするぅ?」)、異空間「メンタイルーム(Mental Time Room)」で魔法を使って色々なモノを出現させて遊んだり、「アフレ湖」という水たまりから下界の映像(ex.踊り狂うランジェリー姿の四十代女性)を覗いて声をアテてみたり。

 「「「ぐだぽよ~」」」

 そうしてぐだぐだな日々を過ごす彼女達ですが・・・。

 gdgd3.jpg


 作品あらすじとしてはこんなとこですかね。

 そして何より重要なポイントは、これがオール3DCGで製作されているアニメだということ。ニコニコ動画では有名なMMD(Miku Miku Dance)という製作ツールが主に使われているそうで。

 ピクちゃん達三人の妖精は通常は三頭身の可愛らしい姿になっていて、3DCG特有のもたもたした動きで描かれます。普通のアニメならその鈍さにイラつくところですが。
 しかし本作は「gdgd(ぐだぐだ)」のタイトル通り、妖精たちのぐだぐだふわふわした言動の描写がメインであり、そのもたついた3DCGの仕草が作品の雰囲気と絶妙に合っているんですね。なにげに動き自体は丁寧で細かいし。

 しかも動きにぴったり合わせて中の人達の愛僑あふれる演技がつけられるので、「よく出来た3DCG」という以前に各々のキャラクターとしてちゃんと生命が宿っているのです。
 それというのも本作は大部分がプレスコ(Prescoring:声優さんの演技を先に録り、それに合わせてキャラの動画を作成する方式。『』『夜桜四重奏』などもコレ)で製作されているために、これによって声優さんの演技とキャラの動きをきっちり合わせることができ、声優さんのアドリブも拾いやすいわけです。

 そうした自由度の高い土台で展開されるのが、前述の通り、徹底的にぐだぐだした他愛もないおはなし。
 「雑談」「メンタイルーム」「アフレ湖」三つのコーナーを基軸に、即興アテレコ、時事ネタ、中の人ネタ、アニメ銀魂ばりの他作品パロディ、メタネタ、OP・ED改変、小芝居、頭身変更、etc、etc・・・ 思いついた面白いアイディアは全てやってみようと言わんばかりに、ありとあらゆるギャグ・ネタが繰り広げられます。
 そしてそれらは製作陣の内輪ウケに閉じるか閉じないかのギリギリのラインで視聴者向けの笑いを(たぶん)優先しており、また3DCGアニメという特性をフル活用したもので。何というか、企画・監督の菅原そうた、脚本石舘光太郎をはじめ、才能とユーモアのある人たちが本気の本気でふざけているなあという印象です。

 演じる声優さん達も本当に楽しそうで、特にコロちゃん役の明坂聡美さんがその芸達者ぶりを発揮して全力でふざけきっています。
 明坂聡美出演でカオスな作品というと、あの伝説的ぐだぐだ狂気アニメ(まさかの二期がもうすぐ始まろうとしてやがる)『探偵オペラ ミルキィホームズ』を思い起こさせますが、まあ、あそこまでグダグダで狂っちゃいない(はず)です。 

 3DCGのキャラにちゃんと演技つけて命を吹き込んで、作品全体との調和もとっていて、それを毎週やっているという点では、『Fate/Zero』第5話で視聴者の度肝を抜き去った3DCGの「バーサーカー」描写と同等かそれ以上のレベルといっていいのかもしれません。
 
 『009 Re:Cyborg』で神山健治監督が切り拓こうとしている日本の3DCGアニメ世界の先駆けとなっている・・・のか?
 
 gdgd4.jpg

 
 まあこんな感じのアニメで、10月から12月にかけてTOKYO-MXとニコニコ動画を中心に放送され、一部のアニオタの心をわしづかみにしていきました。
 少ないながらも熱狂的ファンの声援をうけ、DVD1巻の発売もめでたく決定したそうです。

 興味が湧いた人は公式サイトをクリックだ➝gdgd妖精s公式サイト
 また、ニコニコ動画でもまだ公開中です➝ニコニコ動画『gdgd妖精s』作品ページ

 最終話以外はストーリーもクソもない一発ギャグの釣瓶打ちなので(褒めてます)、第何話から観ても大丈夫。
 ただし回を経るごとに作品のカオスっぷりグダグダっぷりに磨きがかかっていくので、その過程を楽しみたいのであらば最初一話から観ることをおススメします。
  

 はい、そんなこんなでアニメ『gdgd妖精s』の紹介でした。
 2011年の傑作アニメラッシュの中、傍目には思いっきりくだらなくマニアックに、でもアニメの重要な未来への可能性を広げた、忘れられない一作。
 二期ありますように。
 ぐだぽよ~。
 
 gdgd2.jpg
 
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テーマ:アニメ
ジャンル:アニメ・コミック

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江楠

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