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2011年映画10選

2012.01.07 00:05|映画簡易感想
 もう新年迎えてしまいましたが、2011年に公開され、私が鑑賞した映画から10本、邦洋半々で、特に印象に残ったもの・思い入れの強いものを選出しました。あとVシネから一つ。
 順位は皆同率一位な感じで。アニメだって選ぶの大変だったのに、映画に順位つけるのなんてもう私のキャパ外です。
 
  邦画
・『海炭市叙景』
・『UN-GO episode:0 因果論』
・『SP the motion picture 革命篇』
・『攻殻機動隊 S.A.C. Solid State Society 3D』
・『毎日かあさん』


 洋画
・『スコット・ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団』
・『宇宙人ポール』
・『XーMEN:ファーストジェネレーション』
・『英国王のスピーチ』
・『ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ』

 
 Vシネ
・『仮面ライダーW RETURNS/仮面ライダーエターナル』


  ・・・漫画・アニメ・特撮ばっかりで、僕の精神年齢が伺える10選です。
 では各作品の簡単な感想や思い出などを。

   ***


『海炭市叙景』

E6B5.jpg

 公開が始まったのは2010年ですが、12月終わりがけからの公開で、メインの公開期間は2011年1月以降だったので、これも2011年映画だってことで。
 何より、先のレビュー記事でも述べましたが、この映画に対しての思い、この映画から受けた影響が半端ないことになっているので、どうしても10選に入れたかった。
 寒空の下各々悩み苦しみ哀しみを抱えて生きる人々のオムニバス。何も明確な解決はないけれど、私達はどこかですれ違い、季節は移ろい、街は姿を変えていく。実はとても温かい映画です。


『UN-GO episode:0 因果論』

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 坂口安吾原案のアニメ『UN-GO』の前日譚。
 これは完全にあとづけだけど、僕は本作含めてこの『UN-GO』という作品を絶対に観る必要があって、実際に観られたことはやはり特別だったと思いたい。先の『海炭市叙景』も同じく。
 上映時間の45分が90分にも感じるほどの密度、テーマ性、映画力。
 今この時代この日本にこそ、安吾の“堕ちよ生きよ”のメッセージが必要だ。
 先行作品や音楽、箴言をどこでどのように使うのか、そこにオリジナル性はあるのかという、現代のエンタメ作品が直面せざるを得ないサンプリング問題にも真正面から向き合っていると思う。


『SP the motion picture 革命篇』

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 二部作前篇の『野望篇』と合わせて一本にして上映した方が盛り上がったと思うんだけど・・・。『野望篇』での井上(岡田准一)のフリーランニングと咆哮が本作に入ってたら、もっと評価上がってるはず。
 ただ、色々瑕疵はあるけども、兎も角これが今の邦画アクションの最先端であることは間違いないでしょう。最初から好きだったドラマがこうして映画にまでなったのは素直に嬉しかった。
 岡田准一さんにはこれからもどんどん本気のアクション映画企画をあてがうべきだと思います。V6? 知らんな。


『攻殻機動隊 S.A.C. Solid State Society 3D』

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 2011年の3D邦画の中では、3D技術を一番上手く使っていたと思います。技巧的にというより、物語演出に必要不可欠な視覚効果として。
 物語の内容も、OVA当時よりさらに説得力と切迫感をもって観客に訴えかけてくるものでした。
 まあ、同じSACなら、「笑い男事件」総集編の方を観たかったですが。いや、いっそ攻殻一期総集編、二期総集編も3D化して、本作SSSと合わせて劇場でぶっ続けで観たいなあ。
 ufotable映画館とかでやってくれないかしらん。


『毎日かあさん』

mainichi.jpg

 何か、小泉今日子が本当の西原理恵子先生よりも西原理恵子らしく映っていた。西原原作映画で色んな女優さんが西原先生を演じてきたけど、今のところ小泉今日子がズバ抜けてマッチしてると思う。
 鴨ちゃんや子ども達も、皆ピッタリな配役でした。
 ていうかサイバラと鴨ちゃんの離婚シーン、あれは色んな意味で「再現ドラマ」過ぎるでしょ!w
 また、「家族」を介して「日本」と「戦争」の距離を一気に縮める映画でもあったと思います。知らないだけ、見ようとしないだけで、すぐそこにあるんですよね。


『スコット・ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団』
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 現代の七不思議の一つに、「なぜかエドガー・ライト監督作品は毎度毎度日本公開がスルーされそうになる」というものがありまして。これほど日本のポップカルチャーを取り入れていて、上映すればちゃんとヒットするのにね。 
 自分は日本公開を求める署名運動に参加して、そして公開が実現して、いざ映画館で観れた時はもうとてつもない感動がありました。「上映が始まる前に泣いた映画」ってのはたぶん後にも先にもこれが唯一だと思うw


『宇宙人ポール』

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 2011年すべりこみで来た傑作SFトラベルコメディ!
 いや~面白かったな~。感想はこれに尽きる、けど、詳しいレビューを近日中に書く予定。
 “いつか、どこか”見知らぬモノへの偏愛は、国境どころか何百万光年の宇宙だってひょいと越えてみせるのだ!

 エドガー・ライト監督も、サイモン・ペグニック・フロストのコンビも、仲良しトリオじゃなくてもそれぞれ魅力実力を発揮できることをこの1,2年で証明しましたね。
 ライト監督の次回作ではまた一緒にやるのかな?(なんでも「アント・マン」とかいうタイトルらしい)
 ブラッシュアップされたボンクラトリオに期待!
 

『X-MEN:ファーストジェネレーション』

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 ごきげんよう どうかしたんだろ? 顔を見れば一瞬で分かるよ 千里眼千里眼? 滅相もないです!
 いやお前は本当に千里眼だろ!
 ―――何言ってるか分かんなくていいです。
 これは、本当に、映画館で観れば良かったあ~と絶賛後悔中な映画です。
 だって、スクリーンいっぱいに、あのエリックの泣き笑い顔が映ったんでしょ? くう~っ。


『英国王のスピーチ』

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 セックスも爆発も大乱闘もない、こじんまりした端正な映画。所々に上品な皮肉が効いていて、街が霧で霞んでいて、戦争の気配が静かに立ち籠めていて。いいなあ、いかにも“イギリス”映画だなあという感じ。
 現実の2011年イギリスは世紀末状態で大変でしたが。
 レビューでも書いたけど、物語自体はミニマムでも、実は近代と個人意識の関わり、そしてその顛末を丹念に描いた、意外にテーマスケールはでかい映画だと思います。
 いつだって、自分の思いを伝えるのは大変だ。


『ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ』

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 このシリーズが、メインキャストをほぼ変えずに作品ごとに異なる演出で、7作10年も続ききっちり完結した、この事自体が最大の魔法でしょうね。
 そして最終作、魔法は解け、学校は壊れ、僕等は卒業し現実へと進み、そしていつかはまた次世代を魔法の世界へ送りだす。
 ラストにして、作品世界の時空が一気に広がった思いでした。


『仮面ライダーW RETURNS/仮面ライダーエターナル』

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 平成ライダー史上最高傑作と名高い『仮面ライダーW』がVシネで復活!
 その第二弾では、『W』の劇場版にて悪役ライダーとして登場し、鮮烈なインパクトを残していった「大道克巳/仮面ライダーエターナル」が主役として活躍! “NEVER”大道克巳は、いかにして悪魔の道に堕ち、仮面ライダーエターナルとなったのか? 
 『SP』が刑事ドラマアクションの最先端なら、こっちは特撮アクションの最先端にして最高峰。VシネでTV・映画より縛りが解けている分、坂本浩一監督のアクション演出やサービスカットwがギアを一段も二段も上げてフル稼働しています。
 須藤元気一世一代の怪演にも注目!
 
 そして僕は、この『仮面ライダーW』シリーズの続きを5年後、いや10年後にまた(できれば劇場で)観たいですね。本編W主演の二人がもっとキャリアを積んで、渋さが似合う年齢になって、坂本監督の技量にもさらに磨きがかかって円熟した時、真に“ハードボイルド”の名に相応しくなった『仮面ライダーW』が、邦画特撮アクションの空前絶後の大傑作が出来上がるのでは・・・。
 そんなことを夢想しています。


   ***

 しかし、日本映画かアメリカ映画かイギリス映画しか観ていないような10選だなあ。
 実際、他アジア、中東、アフリカあたりの映画を全然観ていなかったです。特に韓国映画は、『アジョシ』とか『悪魔を見た』とか、今年も暴力映画が盛んだったようで後悔しています。特に『アジョシ』は予告が凄く良かったので、DVD待ちです。
 そもそも今年は映画を劇場で観る機会が極単に少なかったんですよね。
 あと日本のアニメ映画が、『蛍火の杜』とか『ギョ』とか、すごく面白そうなのに小規模短期公開だった映画が多くて。行こう行こうと思って予定を工面していたら公開終了してしまったり、ひどい時には終わってから存在に気づいたり。『UN-GO』だって、ベイシティ名古屋でかからなかったらどうしようかと思いました。
 
 でも今年は、映画を観た本数は少なくとも、どれもそれなりの思い入れをもって観た映画ばかりで、「とりあえず観た」映画は全然無かったなあと思います。特に震災があってからは、自分がいつ何時不条理に死んでしまうかも分からんのだという事実をまざまざと見せつけられ、創作物とのその時その時の出会いを大切にしようという思いが強くなりました。
 そして10選にあげた映画は、こうして並べてみると、「人とのつながり」というテーマで共通しているかも。

 2012年も、良い映画に出会えることを願って。
 まずは『リアル・スティール』観に行きます。
  
 
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テーマ:映画感想
ジャンル:映画

tag:映画

Comment

3.11以降、映画との向き合い方変わっちゃいましたよね
まず駄作と知って観に行くなんてことはしなくなったし、
1作1作見た事をちゃんと覚えておきたくなったなと.

中でも想わぬパンチとして
『ファスジェネ』『毎日かあさん』は
強烈な印象があります.

ぶっちゃけファスジェネ泣きました
野郎2人が超能力の練習してる場面でまさか泣くとはで、
ちょっと周囲に見られなかったかハラハラしましたねw

Re: ヒノキオさん

 にわか映画ファンの僕が、「映画の観方が~」と偉そうに言うのも恥ずかしいですが・・・
 でも、あちこちの映画ブログで2011映画ベストを拝見しましたが、どのブログ主さんも、震災以降に映画との向き合い方が変わった、という主旨の言葉を書かれていました。
 観客の目は明らかに変わったのだから、作り手(というか、配給やプロデューサー)にも変わってほしいです。
 個人的には、もっとポリティカルな映画が増えてほしいです。
  
 『毎日かあさん』、ヒノキオさんがレビューで絶賛していたこともあって、観てみたら、ああこりゃ傑作だわ、と。
 原作に鴨ちゃんの『アジアパー伝』をちょっと足しているような印象でした。

 『X-MEN』、あの練習シーンは泣きますよ! 特にエリックがアンテナの向きを変えるのに成功して破顔した瞬間、一気に胸にこみあげてくるものがありました。
 周りの観客にも、結構泣いてる人いたんじゃないですかねw

攻殼は観に行こうか迷ったんですよね。
3Dだけどストーリーそのままだしなあ...てな感じで。
でも、3Dがそんなに重要な役割果たしているなら
観に行けば良かったかも(・・;)

2012はアニメ映画が豊作なので大変ですねw

Re: 現象也さん

『攻殻』、確かに話はそのままなんですけど、素子やバトーの視界でネットが展開したり、電脳世界が描かれる場面が3D効果で浮き上がってきて、電脳気分をリアルに体験できたんですよ。
これは3D映画にした意味は絶対あったなあと感心しました。
新作でみせてほしいって気持ちもありましたがw
またいつか劇場で上映してほしいですね。

2012年はほんと、アニメ映画多いですよね~。
『009』に『エヴァQ』に『雨と雪』に、他深夜アニメ劇場版がいっぱいで、目移りしちゃいますね。
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江楠

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