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ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ

2012.01.08 01:23|映画感想
・第?回ホグワーツ卒業式
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PARTⅡ』
 原作:J・K・ローリング
 監督:デヴィッド・イェーツ 脚本:スティーブ・クローヴス 音楽:アレクサンドル・デプラ
 キャスト:ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリントほか

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   ***


 ・ホグワーツ一卒業生の答辞にかえて

 本日は、魔法戦争終結間もなく、校舎は荒れ果て、誰も彼も満身創痍であるにも関わらず、私達のためにこのような盛大な卒業式を開いて頂きまして、誠にありがとうございます。(卒業生一同:ありがとうございます!
 こうして大広間に並んでいると、入学式から過ごした7年間の、沢山の様々な出来事が次々に頭の中に甦ってきます。


 一年生、不安と期待とともに迎えた入学式(入学式!)。迷宮のような校舎を夢中で歩き回った興奮は今も鮮明です。この年から超有名人物が入学してきたり、トロールが侵入したり、これは後から分かりましたが教授方が校内に楽しいトラップを仕掛けていたりと、色々と波乱含みな一年でした。

 二年生、全校生徒を恐怖のどん底に陥れた連続石化事件(石化事件!)。マグル出身のひとは大変恐い思いをしましたね。あわや学校閉鎖かという危機でした。しかしロックハート教授とお手伝いの生徒二名の活躍で見事学校は救われました。

 三年生、またも全校生徒を恐怖のどん底に陥れた、ある囚人のアズカバン脱獄。(アズカバン脱獄!) その一方で、三年生はホグズミード村通いが解禁されて、存分に遊び回ったりして楽しかったですね。また、校内で飼育されていた魔法生物が生徒を傷つけ、さらに処罰前に逃亡するという不名誉な事件もありました。

 四年生、外国のお友達を招いて行われた三大魔法学校対抗試合。(三大魔法学校対抗試合!) この7年間の中でも最も大きなイベントの一つですね。選手選抜やそれからも色々とアクシデントもありましたが、試合とともにダンスパーティなどもあり、盛大な一年でした。しかし最後には選手生徒の死があり、私たちは結束の思いを新たにしました。

 五年生、この時から闇の皇帝復活について憶測が飛び交い、最初から正しかった本校の生徒が疑惑の目で見られて大変な思いをしました。そして魔法省が本校の運営に介入してくるという、振り返れば噴飯ものの行政干渉がありました。特にあのピンクババアは今思い出しても腹が立ちますね(ピンクババア!) 実は秘密裏に学生有志の魔法省へのレジスタンス組織が活動していたようで、頼もしいですね。

 六年生。闇の帝王復活が公式に明らかになり、本校生徒も年中恐怖と不安にさらされていました。その反動かやたら色恋沙汰が多発していました。ケッ!(ケッ!) 学期最後には帝王の軍勢によって本校の校長が殺害されてしまうという事件が発生。魔法界各人がその死を悼みました。

 そして今年度、七年生。本校は一時的に闇の勢力に乗っ取られ、良識をもった生徒にとっては暗黒の期間となりました。しかし一部の生徒の反抗勢力のリーダーの帰還とともに、教授・生徒は結束して闇の勢力との最終戦争に臨みました。(最終戦争!) 死闘に次ぐ死闘の末、我々は見事勝利し、今ここに生きて立っています。


 思い返せば、あっという間の7年間、しかし毎年数え切れない思い出に満ちた、まるで映画なら監督が毎回違っているような、雰囲気と趣向が各々異なる冒険とファンタジーに彩られた7年間でした。全体的に酷い目にあってばかりの気もしますが気のせいでしょう。
 
 入学当時、私たちにとってこの学校は、輝く魔法によって辛い現実を忘れさせてくれる、儚くも豪華絢爛な夢の国でした。しかし年次が進むごとに現実と変わりないしがらみや痛ましい死、世情不安が学校を覆っていき、私達は安穏と夢をみているだけではいられなくなりました。
 今年にいたっては、学校そのものが闇の勢力に奪われてしまいました。

 だから私たちは、かつては自分を現実から遠ざけてくれたこの魔法で以って、その現実と戦うことを選びました。
 その戦いの余波で、校舎は見るも無残に破壊されました。謎めき美しかった城の外郭も、おっかない禁断の森も、学業に励んだ教室棟も、冒険した隠し部屋も、皆で語り合った談話室も、饗宴の場であった大広間も、全ては戦場と化し、蹂躙・破壊され、血と涙と亡骸で埋め尽くされました。
 楽しかった思い出の全ては廃墟になり果てました。

 しかしそれはある意味当然だったのかもしれません。呑気だった学生時代が終わりを告げようとしていて、残酷な現実のメタファーとしての闇の勢力が此処に巣食うようになってしまった今、このホグワーツ校こそ、闇の帝王以上の壊すべき本当の敵でなくして何でありましょうか。
 私たちは、我が母なるホグワーツ校に今までの溢れんばかりの愛着と感謝ともって、あえて自らの手でこの心地よかった居場所を破壊する必要があったのです。

 そして私達は多大な破壊と犠牲の末に、辛くも勝利を掴みました。
 そして、この場の全員が気づいているはずです。ホグワーツ校の建物こそ跡形もなく壊れようとも、この学校生活で得た愛と勇気と友情は一人ひとりの胸に生きており、それこそがホグワーツ魔法魔術学校の全てであると。

 この勝利は、始まりに過ぎません。
 これから私たちは、魔法の学び舎の外に出て、自分の人生という果てのない厳しい現実と絶えず戦っていかねばなりません。これまでとは比べ物にならないくらいの戦いです。
 しかし、この学校で学んできたこと、宿題に立ち向かった気合、そして何より一緒に魔法の7年を過ごした学友達との何にも代えがたい絆を絶やさなければ、私たちは必ずや負けることはなく、そして人生を楽しく素晴らしいものとして愛していけるでしょう。

 これからの不安に負けず、胸を張ってここから旅立つことこそが、私達の、この学校の生徒としての最後の使命であると考えます。そしていつの日か、私達の次の世代を、かつての私達と同じように、大いなる希望とともにここに送り出したいと願います。

 
 今日、私たちはこの学校を卒業します。(卒業します!
 最後になりましたが、今は亡き校長先生をはじめ諸先生方、そしてお父さん、お母さん、兄弟姉妹、歴代の監督、全てのキャスト&スタッフの方々、本当にお世話になりました。
 私達は、皆様から受け取った魔法を夢みる心を忘れずに、それぞれの現実へと旅立ちます。どうか温かく見守っていってください。
 卒業生を代表し、ここに、もう一度感謝の言葉を申し上げ、答辞とさせていただきます。
 本当に、本当に、今までありがとうございました。


   ***


 いやあ、本当にいい映画シリーズでしたねえ。
 メイン三人の今後の活躍も楽しみです。


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プロフィール

江楠

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