「今期(12月終了アニメ)を評価してみないかい? 15」参加

2012.03.19 23:30|アニメランキング
 「ゲームやアニメについてぼそぼそ語る人」様が主催されている企画「今期(12月終了アニメ)を評価してみないかい?15」に参加します。

 タイトル通り、2011年10月~12月に放映された秋アニメについて、各自のブログ記事で点数で評価して、それらを集計しようという企画です。

 詳細➝http://picoro106.blog39.fc2.com/blog-entry-5579.html

 一応記事募集の〆切前ではありますが、秋アニメどころか冬アニメも終わろうとしている今頃になぜ? というと、2月に参加を思い立ったきりケロリと忘れていたからです。ぽんずさんごめんなさい。

 まあアニメ作品を数値化することには若干の抵抗がなきにしもあらずですが、自分の評価基準をちょっと明確にしておきたい気持ちもあるので。


 今回私がとりあげるのは、『UN-GO』『輪るピングドラム』『gdgd妖精s』『侵略!?イカ娘』『WORKING!!』の5本です。

 評価点数は、1=ダメダメ、2=ちょっと不満、3=まずまず、4=かなり良い、5=素晴らしい! という感じで。
 加点主義なので、点数は全体的に高めになっていると思います。


・『UN-GO』

UN-GO 因果

ストーリー:4
キャラクター性:5
画:4
演出:4
音楽:5
総合的な評価:5

合計:27点

 坂口安吾原案の、近未来SFミステリ。
 しかしてその本質は、壊れ荒んだ社会における人間性の真偽善悪を問う堕落論。
 敗戦探偵・結城新十郎は、今日も事件に隠された“ミダマ”をあばく。

 この作品好き過ぎて、絶対に客観的な評価になっていないです。早速評価基準ブレとるぞ。それでもやはり、傑作だと思うのです。

 本作が気に入った人には、前日譚を描いた劇場版『UN-GO episode:0 因果論』も観ることを激しくおススメします。



・『輪るピングドラム』

images1.jpg

ストーリー:5
キャラクター性:4
画:4
演出:5
音楽:5
総合的な評価:5

合計:28

 運命、家族、罪、ペンギン、1995。
 この世界は残酷で不完全で、一人で生きていくにはあまりに哀しい。
 だから、たった一度でいい、あの魔法の言葉を分け合おう。
 たとえそれが永遠でなくとも、ずっと忘れないから。

 『セーラームーン』『ウテナ』の幾原監督が放った12年ぶりのオリジナルアニメは、今の時代だからこその痛切なメッセージを僕等に残してくれました。
 最高の映像表現と音楽を味わわせてもらったと思う。


・『gdgd妖精s』

gdgd3.jpg

ストーリー:2
キャラクター性:4
画:4
演出:5
音楽:4
総合的な評価:4

合計:23

「「「ぐだぽよ~」」」

 ピクちゃん・シルちゃん・コロちゃんの三人の妖精が繰りひろげる、意味不明で愉快なぐだぐだの遊戯。
 3DCGによるまったりしたアニメーションに注目。

 良い意味でとことんくだらない、気を抜いて観れるアニメでした。
 でも、CG技術的には結構なハイクオリティだったと思う。ちゃんとキャラの仕草に生命が宿ってました。


・『侵略!?イカ娘』

ec9165ee-s.jpg

ストーリー:3
キャラクター性:5
画:4
演出:4
音楽:4
総合的な評価:4

合計:24

 イカちゃん可愛いかったです。それ以上でもそれ以下でもないところが素晴らしい。
 水島努監督は、キャラクターをいきいきと動かすギャグアニメにかけてはやはり天才だと思う(今期のホラー『Another』も良いらしいですが)。
 つまり、また『クレヨンしんちゃん』やってくださいということです。
 「レディオ体操」とか、時々えげつない部分が顔をのぞかせるのも冷や汗混じりに好きでした。


・『WORKING’!!』

50d74402-s.jpg

ストーリー:3
キャラクター性:4
画:4
演出:5
音楽:4
総合的な評価:4

合計:24

 イカ娘がギャグなら、WORKING!!はコメディか。
 キャラクター自体も十分突飛で魅力的なんだけど、それ以上に彼ら彼女らの掛け合いやそこから生まれるトラブルや色恋に、作品の面白さが軸を置いている。
 カメラアングルや背景の描き込み、物の配置などの画面設計がすごくかっちりしてて、キャラクターがちょっとありえないことしてても世界観が揺るがなくてすごいと思いました。
 そう考えると、『けいおん!』に近い作品なのかな?


 イカ・・・じゃなくて以下は個別賞です。

・ベストキャラクター賞

 結城新十郎/CV:勝地涼(『UN-GO』)

 不都合な真実を隠蔽する社会のなかで、ミダマ(隠された本音)を暴くことで人間の本質に迫ろうとする敗戦探偵。その一方で人の心の善悪や己の所業に迷い、揺らぎ、堕ちていく。己の罪の証である“因果”とともに。
 2011年のひとが想う理想と現実が綯い交ぜになった、素晴らしいキャラクターだったと思います。
 勝地涼さんの声の格好良さも込みで。

 他、次点として同じく『UN-GO』から海勝麟六、『ピングドラム』の渡瀬眞悧、『侵略!?イカ娘』のイカ娘など。


・ベストOP賞

 School Food Punishment「How to go」(『UN-GO』)

 テロップもデザインとして取り込んで、曲のリズムと絶妙にあった映像。因果のバク転にボンズの作画力をみる。
 「何百万回泣いて 生まれ変わるよ」徹底的に軽やかでクールなメロディでありながら、歌詞はストレートに胸を打つ。
 『東のエデン』『C』そして『UN-GO』と、ノイタミナの根幹作品を支えてきたバンドの現状最後のシングル曲としても、記念に。

 次点としては『ペルソナ4』前期OPの『Sky the limit』や『Fate/Zero』の「Oath Sign」(どちらも2クールものなので)、『輪るピングドラム』の「少年よ我にかえれ」など。


・ベストED賞

 トリプルH「灰色の水曜日」(『輪るピングドラム』13、15、18話)

 『ピンドラ』後期のEDソングは毎回ベストED賞ものだったと思うのですが、特に一番だったのがこの楽曲。「魂こがして」の回も捨てがたいけれど。
 こうやって、最先端のアニメで名曲を新しいかたちで味わえるのは良いですね。
 劇中歌の『ROCK OVER JAPAN』もサイコーでした。

 次点は『UN-GO』の「Fantasy」、『gdgd妖精s』の「Eternal」など。


・ベスト声優賞・男性

 木村昴 役:高倉冠葉(『輪るピングドラム』)
 
 すげえ迷ったのですが、この人に。ピンドラ最終回、最後の最期のあの優しげな声音には泣かされました。


・ベスト声優賞・女性 

 豊崎愛生 役:因果(『UN-GO』)、ファム(『ラストエグザイル―銀翼のファム』)など

 因果の少年声と美女ver.の妖艶な声の演じ分け、凛々しく溌剌としたファムなど、演技自体に加えてこれからの展望の広さもみせてくれたことを評価して。 
 『映画 けいおん!』の唯も当然ながら良かったです。

 冬季に続いた2クールの『未来日記』もカウントしていいなら、断然、雨流みねね役の相沢舞さんだったんですけどね。


 はい、以上です。
 やはりアニメに点数をつけるというは難しいですね。しかし、自分の評価と真剣に向き合えて良い体験でした。
 それにしても見直すと、自分、本当『UN-GO』にのめり込んでるなあ(笑)
 今季の2012冬は、見逃してる良作が多過ぎるのでパスかなあ・・・。

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テーマ:アニメ・感想
ジャンル:アニメ・コミック

tag:UN-GO 輪るピングドラム gdgd妖精s 侵略!?イカ娘 WORKING'!!

Comment

そっかぁ、今だから改めて思うけど、
UN-GOと輪るピングドラム同時期に放映してたんだよね
なんか凄いな.
この2本はずっと愛していく気がする.

個人的に期待と魅力のギャップに嬉しいショックが大きかった
WORKING’!!やアイマスも.

なんとなく「秋アニメは冬アニメに持越し」ってイメージだったけど
秋アニメとして捉えても凄い季節だったんですね

>ヒノキオさん

コメントありがとうございます。

『UN-GO』『ピンドラ』の並びは凄いですよね。
そして『Fate/Zero』の一クール目も。パないの!

アイマスは、2クール目も途中からの視聴だったので評価できませんでした・・・。
最終回ライブの踊りとカメラワークだけでも5ツ星に値しますが。

> 秋アニメとして捉えても凄い季節だったんですね

しかも冬は冬で『EVOL』『男子高校生』『BRS』『モーパイ』がありますしねえ。
そして『P4』『シャナ』『未来日記』が秋冬の2クール・・・。
この半年にわたるラインナップの充実はただごとじゃない!

べっ、別に待ってなんかいなかったんだからね!

UN-GOは因果論見てたら私ももうちょい点数上げてたでしょうね。そういう意味ではちゃんと評価してる人が少ない作品かも…。

点数を付けるのに抵抗を感じるのは分かります。あくまで一つの指標程度に考えてました。
項目別に評価するというのも面白いですよね。普段あんまやらないことなので。「画」と「演出」は不可分一体な側面もあるので自分の中でどう判断基準を設けるのか迷いましたが。特にピンドラではその傾向が強かったと思います。

2012冬アニメは視聴数が多いのでベスト賞を選ぶのに苦労しそうです。次点方式はいいですね、採用しようかな。

>ぽんずさん

> べっ、別に待ってなんかいなかったんだからね!

こ、こっちだって待ってもらってるなんて知らなかったんだから! 
昨日まですっかり忘れてたんだからね!(最悪)

いや全く申し訳ないです。

『UN-GO』はコアな作風なので、最初によほど波長が合わないと劇場版まで観に行きませんからねえ・・・。
加えて尺が11話なので、なかなかハンデの大きい作品だったなあと思います。
その代わりオールナイト上映やら脚本集出版やら、ファンに返ってくるものは多くて嬉しいです。

> 項目別に評価するというのも面白いですよね。

そう、これは新鮮でした。
画と演出の区分は僕も悩みましたね。とりあえず、「画」は映像の書き込みとかキャラデザとかの静止画的な部分と捉え、「演出」はそうした画を含めた映像・音楽・声優の演技をどうコントロールしているか、と捉えていました。

> 次点方式はいいですね、採用しようかな。

どうぞどうぞ。ていうか、他のブログさんでもやってるところは多いんじゃないでしょうか。

アニメの数値評価って難しいんですよね・・・
5という点が満点を表すなら、
そのアニメは最高なのか?
もっと面白いアニメはないのか?
まだ、観てないだけで最高のアニメがあるかも・・・
ってなっちゃうんですよぉ(~_~;

まあ、そう考えると結局こういう評価は主観、直感に依るしかなくて、その人の好みがはっきりとでてきますよね。
多分、こういう個人ブログを読む読者って、
そういう他人の趣向とかを楽しんでいる人なので、客観的である必要はないんじゃないかと思って、
現象也は記事を書いてます。

つまるところ、江楠さんがUN-GO大好きって分かる記事で良いんだと思います!

>現象也さん

コメントありがとうございます。

> まあ、そう考えると結局こういう評価は主観、直感に依るしかなくて、その人の好みがはっきりとでてきますよね。

そうですね。僕も考察記事以外は、自分の主観を優先して感想書くようにしてます。
ただ、その主観と客観の線引きを見失って、自分が好きなものは他人も好きで、嫌いなものは他人も嫌いなんだ、みたいな考えになっちゃうのが怖いというか・・・

> つまるところ、江楠さんがUN-GO大好きって分かる記事で良いんだと思います!

そう言ってもらえると有難いです。
因果論のDVDが出たら、また改めてレビュー書こうと思います。
二期ないかなあ・・・

こんばんは、ピッコロでございます。

このたびはお忙しい中、当ブログの企画に参加して頂いて本当にありがとうございました。集計に加えさせていただきました。

なお、今回の企画の集計結果の発表については、本日、3月30日(金)夜11時から放送ののネットラジオで行う予定でございますので聞いて頂けるとうれしいです。

詳しくはこちら→http://picoro106.blog39.fc2.com/blog-entry-5711.html

どうか次の企画も参加して頂けると幸いです。それではこれからもよろしくお願いいたします。

>ピッコロさん

コメント、そして本記事を集計に加えて頂き、誠にありがとうございます。
大変面白い企画だと思いますので、今後も是非続いていってほしいです。また次回には、本数は少ないながらも記事を寄せさせて頂くつもりです。

時間の都合でネットラジオの発表は聴けませんでしたが、ブログでの発表記事を楽しみしています。

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プロフィール

江楠

Author:江楠
 
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